消防団員としての活動を通じて地域に貢献する、幅広い世代の消防団員や地域住民と交流することは、社会人になってからも活かせる貴重な経験となります。東京消防庁では、大学、大学院、専修学校および各種学校の学生が、特別区の消防団員として消防団活動を行った功績を認証し、「特別区学生消防団活動認証状」を交付する制度を実施しています。就職活動時に東京消防庁が交付する「特別区学生消防団活動認証証明書」を企業等に提出することができ、学生生活で社会に貢献してきたことをアピールすることができます。
・地域貢献活動の実績が証になる
・防災に関する知識や技術の習得
・消防団員としての誇りと自信
・幅広い世代や職業の人達とのつながり
・地域貢献に意識の高い人材の確保
・傷病者発生時の早期対応
・災害対応力の向上につながる
特別区の消防団では約600名の学生消防団員が活躍しています。平成27年4月からの特別区学生消防団活動認証制度の開始後、増えてきています。
在学期間中だけの入団も可能です。なお、卒業後も消防団員として活躍している先輩たちがたくさんいます。
学業や部活などの学校活動を優先し、できるだけのことをしていただければ結構です。また、アルバイトとも両立しながら活動している学生消防団員もたくさんいます。
STEP - 01
活動認証を希望する学生消防団員は、所属する消防団長にその旨を依頼して、消防団長が消防総監に推薦します。
STEP - 02
消防総監は、認証することを決定した場合は、「認証状」と「認証証明書」を交付します。
STEP - 03
学生消防団員は、入社を希望する企業への就職活動時に、交付された「認証証明書」を提出することができます。