消防団が効果的な災害活動を行うため、消防団本部や分団施設、可搬ポンプなどの各種資機材が整備されています。
災害時には消防署隊と連携し消防団の活動を把握し指揮・統制を行うほか、平常時には、消防団の運営・管理のため幹部会議などを行います。特別区内の各消防署内に整備しています。
各種警戒や災害時の活動拠点となり、可搬ポンプ積載車や分団に配置された資機材等を格納します。平常時は、分団会議や応急救護等の訓練場所として各分団に1棟整備しています。
定員が多い分団や受持ち面積が広い分団には災害時に分団員の集結に必要なスペースを有し、可搬ポンプ、各種資機材等を格納できる施設を整備しています。
可搬ポンプは水を吸い上げて放水したり、加圧して遠方へ送水する機械です。ポンプはB-2級消防ポンプで搬送台車に乗せてあり、ホース5本、放水用管そう2本、吸管が装備されています。また、各ポンプにホースが20本配置されています。
この車両は、災害活動や各種の警戒や広報活動等を行うときに使用しています。車両には赤色灯やサイレンを装備しており緊急走行が可能です。各消防団に配置してある可搬ポンプを積載しています。
災害時において迅速な消防団活動をするために配備されており、情報連絡に活用します。また、災害時の通信手段の重要な役割を果たし、それぞれ必要な箇所に配置されています。
災害現場や警戒場所で採光用として使用します。ライトはハロゲンライトを使用し、持ち運びが自由にできます。
震災時における倒壊建物からの救助や、交通事故等におけるドアの開放などに活用します。ブロックや自動販売機などの重量物を持ち上げたり鉄筋の切断も可能です。
これらの資機材は、主に震災時等で、破壊などの作業が必要な時に使用します。
傷病者を搬送するための担架や応急手当をするための救急カバン、傷病者を保護するための毛布を備えています。